自分で直した船で島の海へ漕ぎ出そう!セーリングしよう!
カッターボート修理工房
2022年8月15日 小豆島 土庄町黒岩
SCBC島風は、小豆島の子供たちが様々な種類の帆走体験と漕艇体験を通じて、風と海と船の関係を知り広く学び、自然と親しみ小豆島と海との関わりを深くもってもらうことを目標にしております。
その一環として、カッターボート修理・セーリングカッターボートへの改修を通じて船の仕組み、帆船の仕組みを学んでもらうため、2022年8月15日に<第4回 船を修理してみよう!いろんな船の船体の違いを学習してカッターボートの船体塗装をしてみよう>を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
イベント概要
・開催概要 カッターボート修理
・セーリングカッターボートへの改修を通じて船の仕組みを学ぶ
・日程:2022年8月15日(月)15時~17時
・開催場所:香川県小豆郡土庄町黒岩481番1号(円満寺近く)
・参加人数:子ども6人 保護者4人 スタッフ6人
船によって船体の形になぜ違いがあるのか?
船がスムーズに進むためにどんな工夫が生み出されてきたのか?を学習したうえで、カッターボートの船体の形を考えたりなど、船の構造や機能などを学びました。船が進むのを邪魔するやつらがいるんだ!とのテーマで「造波抵抗」「摩擦抵抗」「造渦抵抗」について、バルバスバウをコブダイの頭に例えて話をするなど分かりやすく説明すると、興味を持ち意欲的に学習していた様子が伺えました。
え?僕のこと?
カッターボートの船体塗装をしてみよう!
船が進むのを邪魔するやつらがいるんだ!の一つである「摩擦抵抗」を減らす工夫として船体塗装の必要性を学習したうえで、子供達にはカッターボートの船体塗装を体験してもらいました。
スタッフや工場指導者の手早いペンキ塗りをみたうえで、みんなで協力してペンキを塗ってみると、きれいに塗ることの難しさ、みんなで協力することの大切さを感じてもらうことができたようでした。
きれいになったカッターボートの船体を見て喜んだり、早くこのカッターボートで海に出たい、という気持ちをもってもらえる時間になったようです。
参加した子ども・保護者からの声
・カッターボートの底が前回と違ってきれいになっていてびっくりした。
・ペンキを塗ると船の雰囲気がとても変わった。
・ペンキを塗るのが楽しかった。もっと塗りたい。
・早く海でカッターボートを漕ぎたい。
・カッターボート修理を早く完成させたい。
・子供たちが知らなかったことを知って楽しそうだったり、興味を持ってくれてよかった!
<団体概要>
団体名称 :SCBC島風
URL :https://scbc-shimakaze.com/
活動内容 :本会はセーリングカッターやヨットなどでの海での帆走やカッター、カヤックなどでの
漕艇を通じて会員相互の親睦を図り、また各種イベント企画、地域団体等への協力や社会に
奉仕することで明るい小豆島づくりに貢献します。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
<お問い合わせ先>
団体名:SCBC島風
担当者名:山本 修久
電話:090-9927-1535
メールアドレス:scbc.shimakaze@gmail.com